【相談の背景】
M&Aで会社の売却交渉中です。
条件に合う買い手候補企業が出てきたため、基本合意書を提携して、買収監査(デューデリジェンス)を受け、売買契約に進む予定です。
【質問】
M&A取引の基本合意書にはどのような内容を記載しておけばよいでしょうか?
【回答】
基本合意書に記載される主な内容は、スキーム、売買対価金額(株価)、スケジュール、売却対象会社の役員の処遇、買収監査の実施、独占交渉権の付与、秘密保持義務などです。
他にも退任する役員の退職慰労金の有無、売り手側個人連帯保証の解除、従業員の雇用維持、不動産の売買、辞任する役員の引継ぎ、競業の禁止など、事前に売り手と買い手が合意している内容については可能な限り記載します。